パノラマライン

2003年9月28日 パノラマラインの散歩1

パノラマラインの散歩  県道大笹北軽井沢線から新鹿沢温泉へ抜ける全長9・8kmの広域農道は、通称キャベツロードとも呼ばれており、これをパノラマライン北ルートと言っています。高原の風を切ってドライブすると、目に飛び込んでくる周囲の山々が美しい。毎年5月中旬には、自転車ロードレース「ツール・ド・嬬恋」が開催されたりします。


パノラマラインとコスモス畑

 パノラマラインには、あちこちにコスモス畑があります。コスモスは、宇宙をあらわす花ですが、まるでパノラマラインが宇宙そのものと言っているかのごとくですね。
パノラマラインとコスモス


キャベツ畑

パノラマラインとキャベツ畑 パノラマラインといえば、キャベツ畑です。さて皆さん、キャベツはどこから来たと思いますか? 実は、キャベツは、ヨーロッパ西海岸地方の原産なんです。そして日本へは、な、なんと800年前に伝えられたのです。しかし、これは葉ボタン系のもので、一般には普及せず、明治初年になってから野菜としての導入、普及が始まりました。現在では、野菜の中でもきわめて重要な葉菜になっています。


パノラマラインの高原野菜

 正面見える山は、百名山の一である四阿山です。キャベツ畑に囲まれている山です。ちなみにキャベツは、涼しいところを好みます。生育の適温は15〜20℃で、高温に弱いけれども、低温には耐え、-4〜-8℃に耐えます。だから高原で無いと育たないんですね。


パノラマラインのカラマツ

パノラマラインの高原野菜 パノラマラインにはカラマツの林も多いです。唐松というので、中国から取り入れたのかと思ったら日本特産種でした。落葉松(ラクヨウショウ)ともいいますが、このカラマツが紅葉すると黄金色にかがやくことからきています。それはもう、うつくしい紅葉です。


パノラマラインのカラマツ(紅葉)

パノラマラインのカラマツ これがカラマツの紅葉です。黄金色の輝きは、写真ではうつりませんので、あとは自分で想像してみてください。