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浅間縄文ミュージアム 縄文体験!2003年4月にオープンした「縄文と浅間火山」がテーマの博物館、浅間縄文ミュージアム(御代田町)に行ってきました。ここは佐久インターより車で10分と大変行きやすい場所にあります。少し時間のある時に、ふらっと立ち寄るのにはちょうどいいところですね。もちろん雨の日の観光にももってこいです。 縄文太鼓展示室の入り口には、縄文土器のレプリカが置いてありました。みなさん、この土器は何に使うか分かりますか?一口に土器と言っても、調理に使ったり、物を土の中に埋めたりといろんな用途があります。特に、この形の土器は太鼓として使われていたと言われています。土器の口のところに革を張り、叩いて音を出す仕組みになっています。そう、これは「縄文太鼓」なのです。 ここに置いてあるのはレプリカなので、自由に触れるようになっていました。こういうのがあったら、もちろん触ってみますよね! 私も縄文人になったつもりで「縄文太鼓」を叩いてみました。まさに素朴な「太古の響き」がしました!(笑) 縄文生活展示室内には、4500年前の川原田ムラで土器を作っている母娘の様子が再現されていました。作っているのはドーナツ状の突起がついた焼町(やけまち)土器。土器づくりは女性の仕事だったようですね。この母娘の服装や髪型も実に特徴的です。耳にはピアスもしていてとてもお洒落です。う〜ん、これぞ縄文人! また奥には特別展示室もありました。川原田遺跡から出土した実物の焼町土器(国重要文化財)が展示されています。15点あまりの土器が整然と並んでいて、重厚な雰囲気がかもし出されていました。そこに立っていると、4500年の時を超えて、土器が何かを語りかけてくるような感じがします。 そんな大昔のものが土の中から発掘され、現在自分の目の前にあるというのはすごいことですね! やはり本物を見ることができるというのが、博物館のいいところです。 展示室この写真は、展示室内の様子です。博物館というと、どうしても古めかしくてかたいイメージがありますが、でもここは新しく最近できた博物館だけあって、解説パネルや説明文にもいろいろ工夫がされていました。ちょと遊び心があって、展示品を見ていてもとても楽しかったです。例えば、川原田遺跡から出土した顔面把手(顔のデザインの取っ手)が、この館のシンボルになっています。ニックネームは「カワラダくん」。ほのぼの〜と顔の筋肉がゆるみそうなネーミングです。 歴史コーナー2Fは浅間山の自然と噴火の歴史のコーナーです。映像では、詳しい浅間山の噴火の歴史が見られるようになっています。浅間山は数万年前から噴火活動をはじめ、何回も噴火を繰り返してきました。現在の山の形になるまでには、いろんな経緯があったようです。大昔は、今見る景色と全く違っていたようで「へぇ〜」と声に出して言いたくなること間違いなしですよ!。他にも、館内には縄文体験コーナーがありました。土器づくり、石器づくり、勾玉ずくり、火おこしなど、いろいろ楽しいメニューがあるようです。 事前に案内パンフレットで体験メニューを見ていて、 「黒曜石で作る矢じり。う〜ん楽しそう!」 「縄文時代の織物・アンギン織り。どんな風に作るのかなぁ・・・・」 「勾玉づくりだって。自分で作ることできるんだね。へぇ〜」 などと、この体験コーナーにとても興味を持ちました。実は、この楽しそうな縄文体験に惹かれて、この博物館を訪れたのです。 ちょうど私と井上くんがここを訪れたのが平日で、その日は他の入館者もまばらでした。体験コーナーの部屋をのぞくと、アンギン織りをしている人が1人ぽつんといるだけで、何だか閑散とした雰囲気です。 「うっ、やっぱりやめとくか・・・・。帰ろっか・・・・」 状況を見て、とっさにちょっと尻込みをしてしまいました。そのまま駐車場へと直行です。 ついこんな風に気取ってしまうけど、でもほんとうは、心の底ではすご〜くやってみたかったです! 子供だけじゃなく、大人だって面白そうなことは体験してみたい!ってことありますよね。 一人とかで行くと、まじめな顔して「縄文体験? ふぅ〜ん」なんて態度をとってしてしまいそうですが、みんなでワイワイと遊びに行ったら案外楽しいかもしれないです。 もしここの体験コーナーのメニューを体験された方がいらっしゃたら、どんな風だったか、ぜひ教えてくださいね! (武馬) |
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