軽井沢観光ガイド
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コスモス

2003年9月23日 北軽井沢ブルーベリーYGHの近所

 北軽井沢ブルーベリーYGHの近所の風景です。北軽井沢ブルーベリーYGHから南へ徒歩5分のところに、コスモスがいっぱい咲いている牧場があります。ここは、たくさんの野鳥がみられるところで、このような牧草もみられます。
北軽井沢にある牧場風景

コスモスの花

 牧場のまわりはコスモスでいっぱいです。夏は木イチゴでいっぱいだったのですが、今はコスモスが満開です。

 コスモスは、キク科の多年草です。茎は直立し、高さ1〜2メートルほどになります。ずいぶん背の高い花なんですよね。原産地はメキシコ中央高原で標高2400〜2700mに咲いていたそうです。つまり高原の花なんですね。というわけで、高原でもある北軽井沢で生育しやすい花なんです。
牧場に咲くコスモスの花

牧場とコスモス

 コスモスがヨーロッパへ伝わったのは18世紀ころらしく、その花を見て「美しい」とか「可憐な」というようなイメージから、コスモスと称されました。ところで、宇宙のことをコスモスといいますが、コスモスの花と何か関係あるのでしょうか? 花のコスモスと宇宙のコスモス。どこに共通点があるのでしょうか?

 欧米語で宇宙に相当する基本理念は「コスモス」ですが、この語はギリシア語のkosmosに由来すると言われています。これは、「整頓」「装飾」「秩序」を意味する言葉で、女性が服飾や化粧で装いを凝らした状態や、軍隊や社会の規律や秩序を表現するために使われました。そして、後に自然界の秩序立った様相を示すのに転用され、ついには「世界の秩序」あるいは秩序の貫徹した「世界」そのものを意味する語へと変貌を遂げていきました。宇宙を「コスモス」と言います

浅間山とコスモス

 コスモスという語を「秩序ある世界」ととらえたのはピタゴラスなんだそうです。数学的な原理を物事の本質としたピタゴラスは、立体図形の中で最も完全なのが球であるという審美的な理由によって、世界と地球とに球形性を付与し、恒星天と7惑星がそれぞれ固有の回転運動によって地球のまわりを回りながら、その速度に対応する楽音を発し、それらの音が全体としてたえなるハーモニー(調和)を構成するという仮説をたてました。さらにプラトン、エウドクソス・カリッポス、アリストテレスなどは、コスモスとしての宇宙論をさらに完成させました。


自治体の花

 秋の花の代表といったら、なんと言ってもコスモスです。日本ではコスモスを秋桜と言っています。身近な花なんですね。また小さな親切運動のシンボルフラワーとして知られる「コスモス」は全国32都道府県の約100の市区町村で「自治体の花」として定められています。これだけ支持されている花も珍しいと思います。
浅間山とコスモス

コスモス(秋桜)とコスモス(宇宙)

自治体の花 コスモスなどのキク科植物の多くは「短日植物」です。つまり昼の長さが短くなると花芽を形成して開花する植物なんですね。ということは、明るい街灯のある場所でなんかでは花が咲かないんです。夜になっても明るいので、コスモスとしては花芽を作るきっかけがないんですね。つまり街頭のある土手では咲かないんですよ。しかし、北軽井沢ブルーベリーYGHの近所なら大丈夫。街頭が無いんです。そのために星をみる場所としても最高の場所なんです。

 コスモス(秋桜)に囲まれ、コスモス(宇宙)をみる。
 最高の贅沢です。
 みなさん、ぜひ北軽井沢にいらっしてください。
 もうすぐコスモスが終わってしまいますよ。

浅間山の恵み

コスモス(秋桜)とコスモス(宇宙) 浅間山とコスモスです。あまり知られていませんが、北軽井沢は浅間山の恵みを大きく受けています。その一番が水です。安いお茶っぱでも、安いコーヒー豆で作ったコーヒーでも、最高の味になります。同じ豆なら、確実に軽井沢で飲んだコーヒーより美味しいのです。私も、東京のお茶やコーヒーは飲めなくなりました。ミネラルウオーターで作ったコーヒーいがいは受け付けなくなりました。

 北軽井沢ブルーベリーYGHに泊まったら、水道の水をコップに汲んでみるといいです。水に入っている添加物がゼロなのがわかります。塩素もフッ素も必要ないんですね。浅間山の地質は火山の影響で酸性土壌であるために水を浄化する必要がないんですよ。だから薬品を使わなくてもいいんです。まさに浅間山の恵みです。
浅間山の恵み

四阿山

 遠くに見えるのが四阿山です。「あづまやさん」と呼びます。この山は、古来から信仰登山の栄えたところで、日本百名山でもあり、信州百名山にも入っています。

 山名の由来は、古事記からの伝承によると、日本武尊が東征の帰り鳥居峠に立ち寄り、暴風の浦賀の海でそれを鎮めようと、身代わりとなって海へ身を投じた弟橘姫(おとたちばなひめ)をしのび、東方を望んで「あずまはや」と三嘆し、四阿山をそう名付けたともいわれています。
四阿山(あづまやさん)
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