四阿山ツアー 10/5編
10月5日は四阿山ツアーです。四阿山は日本百名山にも入っている火山です。四阿山とは長野県側の呼び名で、群馬県側では吾妻山と呼ばれている山です。同じ山が地域によって呼び名が違うなんて、エベレストとチョモランマみたいですね。四阿山にしても、吾妻山にしても、この漢字で「あずまやさん」と読むのは至難の業です。
それぞれの名前には、ちゃんと二つの由来があって、四阿山はどこから見ても山の形が屋根の棟に似ていることから「あずまや」と名前が付けられたそうです。吾妻山は、古事記の中に書かれている日本武尊(やまとたけるのみこと)が「吾妻はや」と弟橘姫を偲んで叫んだことを起源とするそうです。
実は、ユースゲストハウスのある嬬恋村(つまごいむら)の名前の由来も、この伝説から来ています。
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浅間山と田代湖 10/5編
四阿山の山頂へは、バラギ湖からゴンドラに乗り、片道徒歩1時間半ほどの道のりです。急な登りはゴンドラで稼いでしまっているので、登り始めから、眺めは抜群。 途中、浅間山と、ふもとのキャベツ畑が見え、ブルーの水をたたえた田代湖も見えます。湖は、角度によって、ハートの形に見えました。 この湖は、遠くからは良く見えるのですが、湖のほとりにはたどり着けないという不思議な湖です。立ち入り禁止になっているという説もあります。近くはしょっちゅう通るのですが、湖に出る道がいまだに見つけられないのです。それだけに、よりいっそう神秘的に見える田代湖なのでした。
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ラジオに生出演 10/5編
この日、ツアーに参加してくれた「ぽっぽさん」はFM稚内のDJをしている方で、何と、登山中にラジオに生出演してしまいました。皆、1分くらいづつゲスト出演です。今は、携帯電話一つでラジオ出演できてしまうのですね。山の新鮮な空気が稚内まで伝わったでしょうか?
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四阿山山頂 10/5編
四阿山の山頂へやってきました。晴天の日曜日ということもあって、山頂はたくさんの登山客でにぎわっています。ナイフの刃のように両側が崖になっているので、景色がいいやら恐ろしいやら・・・。木陰には雪も残っていて、冬の到来を予感させます。
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ホビットの椅子 10/5編
ゴンドラ駅まで降りてくると、小高い丘の上に木の切り株がありました。青空を背にして切り株に座っているぽっぽさんは、なんだか「指輪物語」に出てくるホビットのようです。ホビットというのは、映画、ロード・オブ・ザ・リングを観た人は知っているかと思いますが、森に住む小さい人のことです。 どこからか、陽気で、食べる事と詩を語ることの大好きなホビットが現れてきそうな気がしました。
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