軽井沢観光ガイド
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浅間牧場

 北軽井沢といえば、浅間牧場。浅間牧場といえば、北軽井沢と言われるくらいに有名な浅間牧場です。るるぶ、ブルーガイド、まっぷる。どんな旅行ガイドにも浅間牧場は、デカデカと掲載されていますが、実は、浅間牧場を訪れる観光客は、ほとんどゼロにちかいと言ったら、あなたは驚きますか?

「そんなことないぞ、おれは行ったことがあるぞ」

という方、あなたは本当に浅間牧場に行っているのでしょうか? 

「行った行った、浅間牧場でジョッキ牛乳を飲んだ」
「俺も行った、浅間牧場で乗馬をした」
「私はウサギに餌をあげたわ」
「私はステーキを食べた」
 
 それは良かったですね。
 けれど残念ですが、皆さんが行ったのは浅間牧場ではありません。

「えーっ?」
「だって道路の看板に浅間牧場と書いてあったし・・・・」
「バス停も浅間牧場だっわ・・・・」

 しかし、浅間牧場ではないのです。
 皆さんが行ったのは浅間牧場ではなく、浅間牧場茶屋なのです。



 ここで、浅間牧場茶屋について説明します。浅間牧場茶屋とは、浅間牧場の入口前にある観光施設です。そこでは、たくさんの動物とのふれあえるようになっています。動物たちもも人懐っこくて、茶屋の裏手には引き馬もあります。

 そして、名物ジョッキ牛乳。

 搾りたての牛乳やそれで作ったソフトクリームもあり、カップアイスは絶品。レストランでは、ジンギスカン料理などが食べられます。しかし、ここ(浅間牧場茶屋)と浅間牧場は何も関係ありません。けれど、ここをみて浅間牧場を観光牧場と勘違いして、ここだけを見て引き返す人が多いが、それは大きな勘違い。しっかり浅間牧場も見ていかなければ・・・・。

 浅間牧場とは、浅間牧場茶屋の奥にある、何もない牧場のことを言うのであって、そこには草原があるだけで、何一つ観光地らしいところはありません。
 もっと言うと浅間牧場には、動物さえもいない。厳密に言うと牛が放牧されているわけですから、どこかに牛がいるのでしょうが、牧場が広すぎて牛を見つけるのが不可能に近いです。つまり

「動物のいない牧場」

が浅間牧場の正体だったりします。

 では、浅間牧場はつまらないところなのでしょうか?

 とんでもありません。浅間牧場こそは、北軽井沢でも最も眺めのいいところです。一度で良いから浅間牧場からふり返る浅間高原をごらんになってください。素晴らしい風景に圧倒されるはずです。
 そして、ここは

「丘を越え行こうよう 霞の空もはれやかに〜」

の歌のモデルにもなった場所でもあります。そして、標高1300mに広がる八百ヘクタールの牧場には、レンゲツツジが咲き揃う6月頃から600頭の牛が放牧されています。確かにここは観光牧場ではありませんが、園内は自由に散策できます。そして高原風景をゆっくりと楽しめるようになっています。

 観光客の多くは、茶屋からちょっと歩いただけで引き返してしまいますが、それではもったいなさすぎます。浅間牧場からみる浅間高原ほど雄大な姿ありませんから、時間があれば天丸山まで1時間のハイキングした方がいいでしょう。天丸山に登れば、世界でもっとも素晴らしいパノラマが360度広がっています。最低でも「丘を越え行こう」の記念碑のあるところまで行きたいものです。
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