軽井沢観光ガイド
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二度上峠
桜岩地蔵堂
古瀧庵野草園
天丸山
浅間大滝
鬼押ハイウェイ
鬼押出し園
浅間火山博物館
浅間火山博物館2
浅間記念館
火山レース場跡地
大学村
ミュージックホール
照月湖
フォレストアドベンチャーアサマ
草軽鉄道・北軽井沢駅舎
草軽鉄道・廃線跡地

01.旧軽井沢
02.軽井沢
03.南軽井沢
04.中軽井沢
05.高峰・池ノ平
06.信濃追分
07.北軽井沢
08.浅間高原
09.バラギ高原
10.長野原町
11.鹿沢高原
12.万座・白根山
13.草津
14.六合村・野反湖方面
15.川原湯渓谷・他
16.中之条・四万温泉
17.倉渕・吾妻・榛名高原
18.松井田妙義方面

大学村

  北軽井沢は、法政大学の学長、松室致先生が所有する広大な土地(山)を法政大学の先生方に昭和3年(1928年)に坪1円で分譲したことから始まります。電気が来たのは昭和4年、水道が引かれたのは昭和5年でした。

 そのうち軽井沢に来ていた岩波茂雄さんが、その土地を見て大変気に入り、 一家をあげて移り住みました。そして、皆にこの土地を宣伝し、安倍能成、宮本和吉、田辺元、三木清、津田左右吉、谷川徹三、岸田国士、市河三喜先生等が家を建て始めました。

 照月湖を囲む大学村別荘地は、大きな区画で分譲され、自然をなるべくそのままに残した形で、その住人も大学関係者に限られたことから、ある種サロン的な、山荘文化といったものをはぐくんできました。 戦後、不動産会社の分譲による別荘地が増えていきましたが、「大学村」はそういった、新興の別荘地とは一線を画し一種独特のコミュニティを形成していました。 現在でも多くの文化人が、ここに別荘をもち、北軽井沢を舞台に創作活動を行っています。

 野上豊一郎と弥生子夫妻は、昭和3年の村開き以来の住民で、開村五十周年記念に弥生子は名誉村民になりました。安倍能成は、学習院の院長時代、野上弥生子の家の離れに当時の 皇太子殿下をお連れして、弥生子は皇太子殿下と二人きりで話をした事があります。その離れは、廊下もない二間の家で、平成8年に軽井沢高原文庫に移築されました。

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