赤沢林道の紅葉

　「赤沢林道」は四万温泉から法帥温泉までの１３．５キロにわたる白然探勝道。古くから、多くの旅人が起伏に富んだ大白然の道を歩いたといいます。
　歩道の起点は四万日向見地区の四万川ダム。ダムサイトに立つと、奥四万湖の真っ青な水とそれを包み込むような紅葉。両者の美しいハーモニーを楽しめます。
　四万川ダムを出発し、赤沢林道へ。道は細く、森の中に迷い込んだような雰囲気だ。周り中、赤や黄色に彩られた木々。足元は落ち葉が積もり、踏みしめる度、カサカサと音がします。途中、浅間山や榛名山などの雄大なパノラマが広がり、旅の疲れをいやしてくれます。
　法師温泉に着いたら一軒宿の「長寿館」で入浴しましょう。明治時代に造られた大浴場や露大風呂があります。

　四万川ダムサイトには町営の温泉人浴施設「こしきの湯」（0279-64-2810）があります。独自の源泉を持っているので豊富な湯量が自慢です。内風呂だけだが浴室の窓は人きく開かれており、入浴しながら、紅葉見物ができるのはうれしい限りです。