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軽井沢植物園



 南軽井沢にある軽井沢植物園に行ってきました。浅間高原に咲く植物や山野草など、1600種もの植物が集められています。それぞれが、科ごとに、それぞれにラベルをつけて植えられているので、図鑑だけではわからないそれぞれの違いが、わかりやすいのです。レジャーランドのような派手さはありませんが、植物に興味を持っている人なら、かゆいところに手が届くような、配置になっていて、現場で働いている研究者には、もってこいの植物園なのですね。

この植物園を、創設から作り上げてきた植物園の佐藤さんが、軽井沢の植物について、説明してくれました。
佐藤さんは、東大で植物分類学を研究されていたのですが、退職後、時には自腹を切って植物を集め、数十年をかけて、この植物園を作り上げたそうです。佐藤さんのこの植物園を愛する気持ちが、伝わってきました。お話している間にも、たくさんの人が、佐藤さんに挨拶していきます。何度も訪れている方が多いようでした。

 軽井沢高原に自生する高等植物を中心に、約150科、1600種類余りの植物を、科別に植栽し、それぞれ名前や特徴を記したラベルを配置してあります。また類似した植物の比較が容易にできるような植栽も行っています。その時々に見られる花が入り口に掲示してありますので、パンフレットをご覧になりながら散策してみてください。とくに町花であるサクラソウは、170品種以上、約4万株を植栽しています。

かりんの木・黄色と茶色の木肌がおもしろい めぎの木・漢字で書くと目木。その名の通り、目に効きます
ナナカマド・七回かまどに入れても燃えないほど燃えにくい木だそうです。 1センチほどの小さな花にも、ヒメタガタデソウという立派な名前があります。
新設の薬草コーナーです。漢方に出てくる植物がたくさんあります。植物の薬効ってたくさんあるのですね。 菩提樹を見上げています。大きくて包容力のある木です。

★軽井沢植物園
開園時間 9時〜16時半(冬季休園)
電話    0267−48−3337
入園料   100円
住所 軽井沢町大字発地1166番地
古い情報もございますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。

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