軽井沢観光ガイド
グルメ 土産 スポーツ 体験 温泉 ハイク 登山 観光 穴場 牧場
オリンピック記念館
絵本の森美術館
ペイネ美術館
野の花美術館
軽井沢高原文庫
エルツおもちゃ博物館
軽井沢タリアセン
浅間山荘事件記念碑
軽井沢植物園
ル・ヴァン美術館
南が丘美術館
軽井沢型絵染美術館
軽井沢彫り

01.旧軽井沢
02.軽井沢
03.南軽井沢
04.中軽井沢
05.高峰・池ノ平
06.信濃追分
07.北軽井沢
08.浅間高原
09.バラギ高原
10.長野原町
11.鹿沢高原
12.万座・白根山
13.草津
14.六合村・野反湖方面
15.川原湯渓谷・他
16.中之条・四万温泉
17.倉渕・吾妻・榛名高原
18.松井田妙義方面

観光サイトマップ

ペイネ美術館

 軽井沢タリアセンの中に、ペイネ美術館があります。ここでは、「ペイネの恋人たち」シリーズで世界中で親しまれているフランスの画家レイモン・ペイネの原画やリトグラフ、愛用の画材などを展示しています。

ペイネ美術館

 
塩沢湖のほとりを歩いてゆくと、朱色の木でできた家が現れます。ここは、建築家のレーモンドが昭和初期に建てた「夏の家」と呼ばれるアトリエ兼別荘を移築したものです。庭には、バラに囲まれた恋人達の像がありました。この山高帽の男の子とかわいらしい女の子は、誰でも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
 フランスのパリに生まれたレイモン・ペイネは、愛と平和をテーマに恋人達の絵を描き続けた画家です。ここには、ペイネの描いたポスターや、恋人達の絵、皿、人形などが展示されています。どれを見ても暖かく、添えてある言葉にはユーモアがあって見ている人を暖かい気持ちにさせてくれます。




暗さを少しも感じさせない絵ですが、これが描かれた時代は、第二次世界大戦中なのです。
ペイネは、世の中の不幸な人、悲しい人に明るさ、優しさ、陽気さを少しでも与えると同時に人生の中の汚れたみにくい部分を少しでも忘れることができたら、と考えていました。
確かに、ペイネの絵は見ている人を別世界につれていくような、ほんの一瞬、自分がいる場所を忘れてしまうような力があるのです。戦争というすさんだ時代の中で、ペイネの絵は、たくさんの人に光をなげかけたのだろうと思います。



軽井沢、その中でもタリアセンという湖もあり、バラ園もあるこの場所自体、現実から遠く離れた世界のように思えます。本当にペイネにぴったりの場所だなぁ、と感じました。
 また、美術館の一番奥の部屋が、とてもいい雰囲気です。ガラス窓から見える明るい庭の緑や、古風な籐家具、明かりなど、ここに身を沈めてくつろいでいると、自分が、外国人宣教師達がたくさんいた頃の軽井沢の風景にとけ込んでしまったような気持ちになりました。
古い情報もございますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。

軽井沢周辺案内のトップページに戻るサイトマップ
軽井沢観光北軽井沢観光北軽井沢散歩道北軽井沢物語軽井沢グルメガイド北軽井沢のユースホステル