軽井沢観光ガイド
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■北軽井沢周辺温泉レポート
■温泉入門
  01.温泉について
  02.正しい入浴方法
  03.マナーを守ろう
  04.温泉に入ってはいけない人
  05.泉質と効能
  06.温泉のメカニズム
  07.鉱泉分析法指針
  08.地温は、100m毎に約3℃上昇
  09.分析表
  10.温泉と伝説
  11.北軽井沢の温泉
  12.岩盤浴とは?
  
■温泉データー


06.温泉のメカニズム

 温泉の水源のほとんどは天水(雨水)です。天水を温める熱源は、「火山性」と「非火山性」の2通りに分けられます。

・火山性温泉
 火山地帯の地下のマグマ溜まりを熱源として温められた温泉のことを指します。さらに、火山ガス加熱型温泉、熱水(希釈)型温泉、蒸気加熱型温泉の三つに区分されます。これらは文字通り山間部に多く、活火山付近では顕著です。

・非火山性温泉
 一般的な地温勾配(地下に向かう程地温が上昇する割合)によって温められた温泉のことを言い、火山熱とは直接関連がなく、「深層熱水型温泉」とも言います。比較的、平野部に多く存在しています。この非火山性温泉も、生成の違いにより深層地下水型、化石海水型、割れ目系循環型の三つに分けられます。

深層地下水型
 太古の天水が地中に閉じ込められ、温められたもの。
 塩分濃度は薄いです。黒や茶色の湯が多いです。

化石海水型
 太古の海水が地中に閉じ込められ、地熱で温められたもの。
 塩分濃度が高いです。

割れ目系循環型
 比較的新しい天水がゆっくりと地下深層部を流れ、地熱で温められたもの。
 成分は薄いです。

 以上のことから言えるのは、温泉は有限である、というです。特に非火山性温泉については、太古の水が水源になっているのです。いつかは必ず尽きてしまうのは明らかです。火山性温泉においても、天水が地中に浸透しマグマ熱で熱せられ、温泉となって沸き出すには長い時間が必要です。今だけを見ず、長い将来を考えた開発や利用をしなくては、温泉に入れなくなる日がやってくるかもしれません。
古い情報もございますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。

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