軽井沢観光ガイド
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■北軽井沢周辺温泉レポート
■温泉入門
  01.温泉について
  02.正しい入浴方法
  03.マナーを守ろう
  04.温泉に入ってはいけない人
  05.泉質と効能
  06.温泉のメカニズム
  07.鉱泉分析法指針
  08.地温は、100m毎に約3℃上昇
  09.分析表
  10.温泉と伝説
  11.北軽井沢の温泉
  12.岩盤浴とは?
  
■温泉データー

温泉入門

 地球内部の熱により温められた地下水の自然にわき出る現象が温泉です。成分に着目すれば無機物質を多量に溶かしている泉水を鉱泉と総称し、そのうち温度が比較的高いものを温泉、冷たいもの冷鉱泉と呼びます。
 日本の温泉法(1948制定)では、温泉を、地中から湧出する温水、鉱水および水蒸気、その他のガス(炭化水素を主成分とする天然ガスを除く)で、表1の温度または物質(いずれか一つ)を有するものと規定しています。これによると火山ガス、火山性水蒸気、25℃未満の鉱泉も、一般常識と多少かけ離れていますが、温泉とされます。

 世界で最も温泉地の多いのは日本で 2053ヵ所、次いで

中国 1900ヵ所、
アメリカ合衆国1003ヵ所、
アイスランド 516ヵ所、
イタリア 149ヵ所、
フランス 124ヵ所
などとなっている(1980年現在)。

 1980年現在の日本の温泉地数は2053ヵ所です。1931年では863ヵ所でした。第2次大戦後の観光の大衆化によって、観光資源として多数の温泉地が開発されました。現在でも毎年数ヵ所ずつ温泉地が増加しています。日本列島の高温泉の分布は第4紀火山帯とよく一致します。

 1源泉当りの湧出量は毎分数リットルから数百リットルです。毎分1000リットル以上の湧出量の源泉はあまり多くはありません。大量の温泉湧出があるためには、十分な降雨量と、透水性の大きい地層、しかも大量の地下水を温めるに足る十分な地熱の補給が保たれていなければなりません。アイスランドでは溶岩流相互の多孔質な境界あるいは溶岩トンネルから毎分数千リットルの温泉湧出をするところがあり、このような例が湧出量の上限でしょう。
 日本では登別、玉川、箱根姥子(うばこ)、別府などで毎分1000〜3000リットルを湧出する源泉があります。毎分100l 程度を湧出する源泉は良好な温泉です。
 1温泉地当りの湧出量は毎分4万l 程度が上限です。
草津 3万4240リットル/min、
別府 2万2200リットル/min、
箱根 1万8474リットル/min、
熱海 1万6290リットル/min、
蔵王 1万5000リットル/min、
登別 1万0390リットル/min、
などが日本の湧出量の大きい温泉地です。プレート生産地帯ではマグマの生産量がプレート沈み込み地帯の数倍に達していますので、降水量や地質条件に恵まれていると大きな温泉湧出量を示すことになります。その好例がアイスランドです。

古い情報もございますので、必ず最新情報を確認するようにしてください。

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